賃貸物件を効率的に探すハウツー

賃貸物件を効率よく探す方法をご紹介します。

家賃は手取りの30%以下?!

まずは「家賃の上限を決めておくこと」です。一般的には手取りの30%以下を上限とし探す事が理想的とされています。余裕がある生活をするなら、できれば25%くらいで抑えておきたいところです。

家賃条件を決めたら、「希望するエリア」を決めます。この時、会社や学校の最寄り駅で駅近、などとエリアを限定しすぎないことがポイントです。「会社が近いから駅が多少遠くてもいい」、「徒歩時間がかかるならその分長く電車にのってもいい」、「電車一本で楽に行けるなら少しくらい遠くてもいい」と自分の中の許容範囲をきめて、広めの範囲で探すと良いでしょう。

次に「間取り」について考えます。広めのお部屋でも、収納が足りないと結局家具を購入したり、収納のためのスペースを必要としたりするため、広さを活かせません。狭くても収納はしっかりとある部屋を選ぶと良いでしょう。ロフト寝台は、狭くてもスペースを有効活用できて、しかもオシャレでよさそうに思えますが、夏場は熱気がこもりやすいデメリットがあります。収納代わりに活用するのはアリかもしれませんね。防犯性や、湿気対策などを考えると、2階以上の部屋を選ぶ方が多いです。

必要な設備を整理しよう

家賃、エリアや駅からの距離、間取りで納得がいったら、次に選ぶのは設備です。エアコンはついているか、バストイレは別か、室内洗濯機置き場があるか、インターネットは接続できるか、ケーブルテレビは映るか、セキュリティはどうなっているかなど……設備は住んだ後になってから後悔するポイントとなりますので、絶対に欲しいと思う設備はきちんと確認しておいた方が良いでしょう。

こうしたポイントを押さえて当て絞り込み検索をかけていけば、理想に近い部屋を見つけることができるでしょう。全く見つからなかった場合は、妥協できる条件を外して再検索をすればいいわけです。しかし、他の似た条件のお部屋に対してあまりにも家賃が安い場合は要注意。事故物件や、トラブルのあった物件である可能性があります。

うまい話には裏があるもの。じっくりと冷静に選びたいものですね。